70の手習い

Ubuntu 8.04を体験して見て。

 年金生活者にとってパソ更新は経済的に悩みの種である。
ハードウエアは技術進歩の成果を手にする事なのでメリットが大きいし止む終えない点もあるが、
OSの更新はアプリケーションの購入、周辺機器の更新なども一体となって、結構出費が大きい。
 最近はそれに伴うメリットは、あまり想像出来ない。私たちの年齢では、
BASIC言語やMS-DOSから入った人といわゆるワープロOASYS)から入った人とに両極端に分かれる。
 コネでソフトが手に入るらしいコンピュータ会社と繋がりあるOBとは異なるエンドユーザにとっては書店で目にするLinux関係の記事につい欲がでてしまう。
 時々新聞に紹介記事が載ることがある。とても素人には手がでないサーバーなどの専門領域の世界らしいが、その副産物を利用させてもらうと、大変メリットがあるように思て、何度も挑戦してみたがWindowsのような便利さの点で裏切られる事が従来多かった。
 かな漢字の変換が出来ない。マルチメディアへの対応が弱い。周辺機器のドライバー入手設定出来ない等、インストールが出来てもその後どうしようもないなど、むしろ、Windows一本で通したほうが安上がりであることが多かった。
 所が、昨年手にした「Linux Fan Vol.13 」に付属するUbuntu8.04LTSを試してみてやっと今まで期待していたことが90%程実現していることに驚いた。
 ほぼ、Windows済して無で、ほとんど同等の事が出来るのである。
ハードの面では、かなりのパワーが必要なようではあるが。
 かな漢字変換が半角全角 キーだけで切り替える事が出来る。特殊な操作は必要なくなっている。日本語入力は(世界の書く主言語)の中で問題はなくなっている。
 次に気になるのが、ストリームの受像である。そこで例として、「湘南ビーチFM受信」してみた。メディアプレーヤーに相当。
 次いでjavaの受信である。ここでは、東紀州の総合サイト「くまどこ」のライブカメラと合衆国の現在推定世界人口の表示を試みた。
又、PDFファイルを為の、adobe の adobe reader ,Utube の為のflush 、などが必要となる。
これらは、日本語セットアップヘルパーによって自動的にサポートされた。
よって従来のwindows で作成した自分のHPのすべてがリンクをたどる事が出来た。
残念ながら後から出た9.10やG-OSなどのでデストリビューションや、Fedraでは、別に個別自分でインストールする必要があるようである。
 いずれにしても Linux Fan のubuntuがわかるLinux入門 Ubuntu 8.04 LTSでは、printer driver の問題を除いては十分に実用可能な段階に達しているようだ。
 アプリケーションでは、Open Office が 個人データの処理では十分な機能を持ち、ダウンロードすればギャラリーもかなり充実している。
 画像処理も、 Open office draw のほか有名なGIMPの初めからセットになっており、Windows版もすでに普及しており、互換性も十分なようである。
 以下のリンクをWindowsの人共々試してみてほしい。
 また、「google earth 」もパケージマネージャーからダウンロードすれば一つ前のバージョンではあるが見ることが出来る。
 うれしい事にいわゆるDOS窓に相当する端末モードも利用しやすくなっており、unixコマンドラインも完備充実し、各種言語も無料で利用できる。<<リンク>>

湘南ビーチFM
熊野川スライドショー
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