気候学

 眞鍋ノーベル賞 のテレビ報道を見て、コメンテータ達の知識のなさが、気になったので、少し知見書いて見ようと、ブログに向かった。

 賞が物理学となっているが、眞鍋さん自身では、「気候学」とおっしゃていられるのに、 コメンテータもよくわからないようで、説明できないようである。

 テレビ関係の人は高学歴で、受験に地理を選択していない者が圧倒的に多い。現行では地理が必修から外れている、慶応大学や早稲田大学には、地理専攻科が無いのも、原因の一つかもしれない。

 気候に関係する科目としては、高等学校「地理」B の例えば、二宮書店「新編詳解地理B」には地球規模の気候システムについての詳解な説明が記載されている。 (↓写真

 その原点となる、福井英一郎氏による「気候学」という書物(昭和13年発行 古今書院には気候に関する文献や必要な数学的知識が詳しくきさいされている。 これらを、参照していただければ、概要が理解されると思う。  

 幸い、地理がGISを含む形で高等学校で必修化されるので、この知識の欠落は防げるかも知れない。

 

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